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  • 元・資生堂中国 総経理(社長)、現・御家汇(ユジャーフイ)副総裁 鎌田正志様インタビュー

メジャーブランド以外でも注目される日本のコスメ

―鎌田さんは、会社の業務以外にも、日中化粧品業界の友好親善、ビジネス促進に積極的に係わられていますよね。

鎌田氏:
世界最大の美容博覧会の一つである中国美容博覧会の日本主席代表や、上海市政府が運営する化粧品産業の集積プロジェクト東方美谷(オリエンタルバレー)の顧問などをしております。

―会社の業務では、自社製品の製造販売だけでなく、海外製品の中国Eコマースでの代理店も行うなどもされています。国際マーケットに精通されている鎌田さんから見て、世界における日本ブランドは、どのような存在なのでしょうか。

鎌田氏:
当社は、日本のブランドではドクターシーラボ様、アルビオン様などを扱っていますが、日本ブランドへの注目度はここ数年のインバウンド需要を背景に、近年にない盛り上がりを示しています。
最近では、メジャーな大型ブランドだけでなく、特長のある、個性的なブランドも大変注目されています。
また新たな動きとして、日本全国の都道府県で生産販売されている「ご当地コスメ」とでも言うべきブランドに、中国人消費者が大変注目しています。

―鎌田さんは、そのようなブランドにも注目されているのですね。

鎌田氏:
その土地の特産物や伝統技術、匠の技で生まれた素晴らしい化粧品が、日本の各地に存在しています。
今後は中国のお客様を念頭に、それらを集めたセレクトショップを開設し、東京、大阪、京都だけではない日本各地の素晴らしさを、ご当地化粧品を通じてご紹介していければと考えています。

―今後のご活躍も、楽しみにしています。本日は、貴重なお話をありがとうございました。

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